2020年08月03日
大日住友薬、Save Medicalと糖尿病向けアプリ開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:大日本住友製薬

大日本住友製薬は3日、デジタルヘルス開発のスタートアップ企業、Save Medical(本社:東京都中央区、淺野正太郎社長)と、2型糖尿病を対象とした糖尿病管理指導用モバイルアプリケーションの共同開発契約を締結したと発表した。Save Medical は、同アプリの国内治験を開始した。

同アプリは、医師の指導下で利用され、患者の自己管理をサポートすることで患者の行動変容を促し、臨床的指標の改善を目指す。本治験では、2 型糖尿病を対象に同アプリの有効性および安全性を評価する。

近年、同アプリのようなソフトウェアを利用したエビデンスに基づく患者への治療的介入は、国内外でデジタル治療(Digital Therapeutics, DTx)として注目されてきた。

大日住友薬は、糖尿病領域を国内重点領域の一つに位置付けており、今回、開発費用の一部を負担するとともに、これまでの知識や経験を生かしてSave Medical をサポートする。