2020年08月04日
帝人、超高分子量PEフィルム製漁網を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人

帝人は4日、木下製網(本社:愛知県西尾市、木下康太郎社長)と、世界初のフィルム製高機能漁網「MX-4」を共同開発したと発表した。素材に帝人の高機能ポリエチレンテープ「Endumax」を使用した。

漁網には、漁法や魚種、海洋環境などにより多くの種類があるが、網に大きな負荷がかかる場合、繰り返し使用することで網目が崩れ、修繕や交換の必要が生じやすい。

「MX-4」は、帝人の「Endumax」と、木下製網の高度の編網技術を組み合わせて開発した。高強度、高弾性率、耐摩耗性、耐薬品性などを兼ね備えた、厚さ60μmのフィルムで、糸の結び目を作らず、糸を互いに交差させて網目にした。木下製網は、8月上旬から同製品の本格展開を開始する。


ニュースリリース参照
https://www.teijin.co.jp/news/2020/08/04/20200804_01.pdf