2020年09月01日
クラレノリタケ、歯科加工用レジンに保険適用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:クラレノリタケデンタル

クラレノリタケデンタル(本社:東京都千代田区、有川清之社長)は1日、同社が製造・販売する歯科切削加工用レジン材料〈カタナ アベンシアN〉が、9月から前歯用途のCAD/CAM冠用材料として初めて保険適用されたと発表した。

CAD/CAM 冠とは、歯科医師・技工士がコンピューターを使って設計(CAD)・製作(CAM)するクラウン(被せ物)のこと。

近年、歯科治療では急速にデジタル化が進みデジタル技術を応用したCAD/CAM 冠は2014年に小臼歯用途として保険適用されて以来、第一大臼歯用途まで拡大されている。
2020 年6 月に発売された〈カタナ アベンシア N〉は、2020年9月から前歯用途のCAD/CAM 冠用材料として保険適用となった。従来の小臼歯、大臼歯用途とは異なり、複数の色調からなる「積層構造を持つこと」等が定義とされている。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1598944212.pdf