2020年09月02日
TOYO、千葉県のバイオマス専焼発電所受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング

 東洋エンジニアリング(TOYO、永松治夫社長)は2日、市原八幡埠頭バイオマス発電合同会社が千葉県市原市に計画する75,000kWの木質バイオマス専焼発電所の建設プロジェクトを受注したと発表した。

 同プロジェクトの発電設備には、一度使用した蒸気をボイラーで再加熱し再度蒸気タービンに通気させる「再熱方式」と呼ばれる高効率な方式を採用する。同社は今回、発電設備一式の設計、機器資材調達、建設工事、試運転までのEPC業務を一括受注した。

 TOYOは発電プラントを中心としたインフラ分野を中核事業の1つに位置づけ、太陽光やバイオマス発電など、再生可能エネルギー発電設備の建設に積極的に取り組んできた。

 今回の受注は、これまでに受注した茨城県、富山県、鳥取県、北海道、愛知県、静岡県に続き7件目のバイオマス専焼発電プロジェクトとなる。完成予定は2023年。