2020年09月03日
丸紅、メキシコ南部 交通インフラ事業に参画
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:丸紅

丸紅は3日、新たな交通インフラ事業として、メキシコのベラクルス州とタバスコ州を結ぶ既存道路135kmの改修並びに7.5年間の維持管理業務をPublic Private Partnership(PPP)形式で行う事業会社の株式25%を取得したと発表した。同社の筆頭株主でポルトガル最大手ゼネコン、Mota-Engilグループとの協業案件となる。

同事業は、メキシコ運輸通信省ー事業会社間で2016年11月に締結された10年間のコンセッション契約に基づくもので、2026年10月まで対象道路の維持管理を行う。トラックなどの運搬用車両の多い幹線道路。

丸紅は、交通インフラを事業戦略の柱の一つに掲げており、2011年に豪州ゴールドコースト市の路面電車システムPPP事業者に最大株主として参画して以来、多くの案件に取り組んでいる。