2020年09月15日
ポリプラ、自動車機器向け PBT新グレード開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:ポリプラスチックス

ポリプラスチックス(本社:東京都港区、塩飽俊雄社長)は15日、自動車の先進運転支援システム(ADAS)向けに新グレード「ジュラネックス PBT 201HR 」を開発したと発表した。

最近、自動車には、 ADAS(Advanced Driver-Assistance Systems 先進運転支援システム)の機能を搭載した車が増えている 。これに伴い通信機器やセンサーなどの部品点数も増加している。これらの通信機器やセンサーの部品には長期信頼性が強く求められるため、優れた耐熱性や機械的強度、成形性を有する PBT樹脂の採用が増えている。

「ジュラネックス PBT 201HR 」は、無充填 HB のPBT樹脂。自動車用コネクターには従来、無充填の PBT が使われてきたが、長期寿命の観点から、加水分解性の向上が求められていた。 新開発した201HR は靭性、強度、成形性を維持したまま加水分解性を大幅改善した特長をもっている。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1600145148.pdf