2020年09月18日

岩見沢市と北大・森永乳など、健康社会づくりで合意

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：北海道大学

北海道岩見沢市と北海道大学、森永乳業、日立製作所の4者は17日、同市がめざす健康経営都市の実現に協力し、健康データの収集や健康改善アドバイスの配信、知的財産の開放など、産学官連携して母子が健康に暮らせる社会の実現にとっりくむことに合意したと発表した。 同市と北大センター・オブ・イノベーション（北大COI）は2017年から出生率の向上と低出生体重児の減少を目的とした母子健康調査を実施してきた。北大COIが母子の血液や母乳、食事などの様々な健康データをもとに健康統合プラットフォームを構築し、市は出産する女性と子どもに健康改善アドバイスを提供してきた。 これまでに200人の母子が調査に参加し、健康改善アドバイスを受けた。岩見沢市の低出生体重児の割合は2015年の10.4％から2017 年には7.8％に低減した。 今後、さらに母子健康サービスの担い手となるパートナーを増やし、母子が健康に暮らせる社会を実現して、未来の子どもたちにより良い環境を提供していきたいとしている。 ニュースリリース参照 https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/200917_pr.pdf