2020年09月23日
ダイセル・勝訴、東京地裁「エクオール」判決
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ダイセル

ダイセルは23日、同社の「エクオール製品」の製造をめぐり、大塚製薬が提起していた特許権侵害差止請求訴訟(平成30年 第18555号)で、東京地方裁判所から9月17日に判決が出て、ダイセルが勝訴したと発表した。

同訴訟は、大塚製薬(東京都千代田区、井上眞社長)が、ダイセルのエクオール製品「フラボセル EQ-5」の製法およびこれを原料とする別企業の製品が、大塚製薬保有の特許権(特許6275313号)を侵害するとして、2018年6月東京地裁に対してダイセルなどを相手取り製品の差止を求め訴えたもの。

9月17日の判決で、ダイセルの製法が大塚製薬の特許権を侵害しないというダイセルの主張が認められ、大塚製薬の請求は棄却された。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1600840609.pdf