2020年09月28日
ダイセルの機能性食品に「女性のQOL改善効果」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ダイセル

ダイセルは28日、エクオールを含有する同社の機能性食品素材「フラボセルEQ-5」(商品名)の摂取によって、女性ホルモンの減少による心身不調の女性のQOL(生活の質)が改善するとの研究成果が得られたと発表した。

同社はこの研究成果を9月25日から開催された「第20回日本抗加齢医学会総会」で発表した。

当社は今回、エクオールを含有する機能性食品素材であるフラボセルREQ-5の摂取が、女性ホルモンの低下による不調を持つ女性のQOLに与える影響について研究した。

試験は、フラボセルREQ-5(エクオールとして5mg)を含むカプセルを一日2粒、12週間にわたって摂取してもらい、日本抗加齢医学会の「抗加齢QOL共通問診票」を用いて、QOLを評価した。

その結果、「肩こり」の改善など更年期障害でみられる項目に加え「食欲不振」や「胃がはる」「便秘」といった消化器官に見られる症状や、「意欲」や「幸福感」といった心の症状など、幅広い項目で改善が見られた。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1601269436.pdf