| 2020年10月05日 |
| 住友化学、千葉工場に高効率ガスタービン発電設備 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は5日、千葉工場(市原市)の石油コークス(重質残渣油)発電設備を廃止し、高効率なガスタービン発電設備を新設すると発表した。完成予定は2023年秋。温室効果ガス排出削減に向けた取り組みの一環。 同社は、千葉工場の火力発電設備のうち石油コークスの使用を廃止し、CO2排出係数の低い液化天然ガス(LNG)を燃料とするガスタービン発電設備を新設する。 これにより、同工場から排出されるCO2の約20%に相当する年間で24万トン以上を削減する計画。 ガスタービンの発電出力は、45000Kw以上、蒸気80トン/h以上。 隣接する系列会社の広栄化学にも電力を供給し、グループとしてさらに温室効果ガス排出削減を図る。 なお、新設にあたり両社とも、経産省の「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金(エネルギー使用合理化等事業者支援事業)」の交付を受ける。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1601886425.pdf |