2020年10月21日
日本触媒と三洋化成、「経営統合」中止、合意解約
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:三洋化成、日本触媒

 日本触媒と三洋化成工業の両社は21日、事業環境見通しが不透明になったとして、昨年10月に合意した共同株式移転による経営統合を中止したと発表した。

 両社は2021年4月1日付で両社の親会社となる「Synfomix株式会社」を設立し、経営統合することで合意していたが、きょう21日開催のそれぞれの臨時取締役会で、同統合の中止を決議し、合意による最終契約を解約した。

◆本経営統合の中止および合意解約の理由

 両社は、2019年5月29日に本経営統合に向けて検討を進めることで基本合意書を締結し、詳細な検討と協議を行ってきた。同年11月29日には、本経営統合に係る最終契約を締結し、2020年10月1日付で本経営統合を行うことを公表した。

 その後、2020年4月13日には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な感染拡大や原油および石油製品相場の急落等を踏まえ、統合合意の基礎となった両社の業績等ならびに金融、経済、市場その他の事業環境の見通しが不透明となったなどを理由に、合意した株式移転比率の見直しと統合時期の2021年4月1日への延期を発表した。

 だが、その後も原材料価格や製品価格、製品需要の先行きなどには不透明感が増し、両社を取り巻く事業環境が急速に変化したことで、経営統合の実施が困難になった。今後はそれぞれが持つ優位性を独自に発揮していくことが、両社の企業価値向上につながると判断した。引き続き良好な関係は維持する。

◆業績に与える影響
 両社とも現在、業績への影響をそれぞれ精査中。2021年3月期第2四半期および通期業績予想に修正が必要となる場合には速やかに公表する。


ニュースリリース参照
https://www.sanyo-chemical.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/10/k20201021_2.pdf