2020年11月17日 |
三井化学、3Dプリンターで歯科材料事業 強化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は17日、グループ会社でドイツに拠点を置く歯科材料メーカーのクルツァージャパン(東京都文京区 )が、このほど、歯科用3Dプリンターで作製するデンチャー(入れ歯)をデザインする、クラウドデザインプラットフォーム サービスを、日本で開始したと発表した。 また10月から、三井化学の高分子、合成技術を活かした3Dプリンター用ソフトスプリント向けの新しいレジンインクの販売を開始した。 歯科治療分野では、3Dプリンターを活用することでデジタル化が推進できる。従来は歯科技工士が歯の配列やデザインを、模型を使って行っていたが、クラウドベースにすれば ソフトウェア上で全てデザインできるようになる。 これまで技工士が長時間かけて作製していたデンチャーが、1/10程度の時間でできるようになり、生産性の向上が図られる。手間や人手不足が解消でき、患者にも大きな負担軽減になる。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1605589231.pdf |