2020年11月18日

BASFのPPA樹脂、大型燃料電池エンジン部材に採用

【カテゴリー】：海外 【関連企業・団体】：BASF

BASFジャパンは18日、ポリフタルアミド（PPA）樹脂の、Ultramid Advanced N3HG6が、このほど、高馬力なゼロエミッションエンジンを製造するNuvera Fuel Cells社（本社：米国マサチューセッツ州）の、最新世代の45KW燃料電池エンジンの複数の部材に採用されたと発表した。 この燃料電池エンジンは、今後3年をかけて中国の路線バスや配達用車両に導入される。 マニホールドやサーモスタット用筐体、逆止め弁、エジェクター、エキゾーストパイプなどの部品には、様々な温度帯での安定した材料特性が必要だが、Ultramid Advanced N3HG6は、高い熱耐性、薬品耐性と優れた機械特性を有するだけでなく衝撃強度や寸法安定性が高く、長期性能も安定している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1605673284.pdf