2021年01月14日
AGC、セ硝子との建築用ガラス事業統合協議 中止
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:AGC

AGCは14日、セントラル硝子と進めてきた、国内建築用ガラス事業の統合に関する協議を中止したと発表した。
両社は、厳しい経営環境が続く中、2019年12月9日に同事業統合について基本合意書を締結、2020年12月の統合完了を目指して詳細な検討と協議を進めてきた。20年1月29日には事業統合の完了時期について公表するなど協議は進んでいるかにみえた。

だがその後、20年10 月29 日に、新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより交渉作業に時間を要したことから、AGCは事業統合の完了目標時期を、2021年12月期第4四半期(10~12月)にずれ込むと公表。

しかし、事業統合にあたっての条件について両社の間で見解が異なり、合意が困難との認識に至ったことから、同協議を中止することにした。同協議の中止による業績への影響はない。

<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1610612950.pdf