2021年01月18日
日本ポリエチ15円、日本ポリプロ10円 値上げ
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:日本ポリエチレン、日本ポリプロ

日本ポリエチレン(本社:東京都千代田区、山田清隆社長)は18日、原料価格の上昇に伴いポリエチレンの販売価格を2月1日納入分から1キログラムあたり15円以上値上げすると発表した。

このところ原油価格が、サウジアラビアの追加減産や新型コロナワクチンの接種進展を背景とした世界経済回復への期待の高まりなどから上昇を続けている。

国産ナフサ価格も、原油価格の上昇と需給タイトを背景に、足元は40千円/KLに迫る水準まで上昇しており、それに伴い諸費用も上昇している。

同社はこれまで、合理化などコスト削減に努めてきたが、今回の原料コストの上昇を自助努力のみで吸収することは困難と判断し値上げの実施を決めた。


なお樹脂メーカーでは、日本ポリプロ(本社:東京都千代田区、善林永寿社長)も同日、同様理由によりポリプロピレン全製品の販売価格を2月1日納入分から1キログラムあたり10円以上引き上げると発表した。


ニュースリリース参照

日本ポリエチレン
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1610945755.pdf

日本ポリプロ
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1610945798.pdf