2021年01月19日
菱ガス化、メタノール100万トン設備 商業運転入り
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ガス化学

三菱ガス化学は19日、三菱商事、三菱重工エンジニアリング両社と共同で、トリニダード・トバゴ共和国に建設していた大型メタノール/ジメチルエーテルプラントが商業運転を開始したと発表した。

2013年3月に同国国営ガス会社(NGC)および同国企業のMassy Holdings 社(Massy)と共同出資しCaribbean Gas Chemical Limited(CGCL)を設立。

現地の天然ガスを主原料として、メタノール生産量100万トン/年、ジメチルエーテル生産量2万トン/年の生産能力を有するプラントの建設を進めてきた。2020年12月18日から商業運転を開始。

メタノールは広い川下製品を持つ基礎化学品で、接着剤、農薬、塗料、合成樹脂、合成繊維の原料等に幅広く使用されている。最近では環境に優しいエネルギーとして車両燃料分野でも注目され、将来の低炭素社会、持続可能な社会発展への貢献が期待されている。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1611024041.pdf