2021年01月20日

三井化学参加の研究会、食品ロス削減へ実証実験

【カテゴリー】：環境/安全 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学は20日、食品ロスの削減を目的として日本総合研究所など5社共同で立ち上げた「SFC構想研究会」の実証実験が経済産業省委託事業「令和2年度 流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業（IoT技術を活用したスーパーマーケットにおける食品ロス削減事業）」に採択され、本格活動を開始すると発表した。 「SFC構想研究会」は、一般家庭での食品消費の最適化を実現しようと2019年に設立された民間の研究会で、三井化学、伊藤忠インタラクティブ、イトーヨーカ堂、凸版印刷、日本総合研究所の計5社で構成。 同研究会は1月20日～21年2月9日にかけて、約60品目の商品を対象にIoT技術を活用して流通業者、小売業者、消費者の協力を得ながら、ネットスーパーや消費者家庭における食品ロス削減に関する実証実験を行う。 ＜実証実験のテーマ＞ （1）産地から消費者までのフードチェーン上での食品情報の個体別の追跡管理 （2）青果物流通におけるRFID タグの活用 （3）鮮度の見える化によるe コマースの売り上げ向上と食品ロス削減効果 （4）ダイナミックプライシングによるe コマースの売り上げ向上と食品ロス削減効果 （5）家庭内における食品ロスの削減 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1611127052.pdf