2021年02月22日
1月のOPPフィルム 生産増加、出荷は減少
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会

日本ポリプロピレンフィルム工業会は22日、1月の延伸PPフィルム(OPP)と無延伸PPフィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。両フィルムとも生産は前年比増加したが、出荷はマイナスだった。

◆OPPフィルム
生産は14.5千トン(前年比106.8%)で、昨年8月以来5カ月連続の前年割れに終止符を打った。
国内出荷は16.0千トン(94.5%)で3カ月連続の前年比マイナス。輸出は353トン(198.3%)だった。
国内出荷の内訳は食品用が12.6千トン(94.0%)、工業用は2.4千トン(91.1%)で伸びず、繊維・雑貨用は1.1千トン(109.5%)、内需計は16.1千トン(94.5%)だった。

◆CPPフィルム
生産は11.9千トン(100.2%)で、3カ月ぶりに回復。国内出荷は11.7千トン(100.4%)で、7月以来6カ月連続の前年割れがストップした。輸出は334トン(85.0%)、出荷計は12.1千トン(99.9%)だった。
国内内訳は、食品用が9.6千トン(97.6%)、工業用854トン(149.3%)、繊維・雑貨用は1,271トン(100.2%)で、内需計は12.1千トン(96.1%)だった。


(1月実績)

OPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1613975349.pdf

CPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1613975349.pdf

出荷
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1613975349.pdf