2021年03月02日
NEDO、ウズベキに中型ガスタービン 実証運転開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:丸紅

NEDOは2日、丸紅ユティリティ・サービスと川崎重工業が、ウズベキスタン共和国フェルガナ市の実証サイトに設置した17MWの中型ガスタービン高効率コージェネレーションシステムの実証運転を開始したと発表した。

同実証事業は、2019年12月から同市内(RK3)の熱供給所で7MWの小型のガスタービンコージェネレーションシステムを導入して実証運転中だ。

これらの中小型ガスタービンコージェネレーションシステムで電力供給の分散化を図り、従来遠方の大型発電所から送電していた地域へ近くからの電力供給が可能となる。

これによりエネルギー効率の改善と、送電距離の短縮による送電ロス改善が見込まれ、従来比38%の省エネルギー化と電力・熱の安定供給の実現を目指す。