2021年03月05日

丸紅、次世代蓄電池事業でエストニア社に出資

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：丸紅

丸紅は5日、ウルトラキャパシタの開発・製造事業を行うエストニア国のSkeleton Technologies 社にこのほど出資したと発表した。 エストニアはバルト3国の1つでEU加盟国。今回の出資を通じて、日本をはじめアジアを中心にSkeleton社製ウルトラキャパシタの販売及び次世代蓄電技術の用途・市場開拓に取り組む。 世界的に気候変動対策が進む中、日本政府は「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、脱炭素化に向けた取り組みを強化し、経済と環境の好循環を目指すグリーン成長戦略の推進をめざしている。 蓄電技術は、再生可能エネルギーの普及に伴う電力の安定供給や、電動車への搭載、次世代燃料である水素の供給に不可欠。ウルトラキャパシタは、高出力、高速充放電、長寿命、安全性などに優れた蓄電デバイスとして、自動車、交通、建設機械、電力などさまざま分野で採用が見込まれている。丸紅は同社の戦略的パートナーとして、同製品の市場開拓に注力する。 ニュースリリース参照 https://www.marubeni.com/jp/news/2021/release/00021.html