2021年03月10日
東レ、心房細動治療用カテーテル手技体験VRを開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東レ

 東レは10日、先端テクノロジーの研究開発を行うジョリーグッド(本社:東京都中央区、上路健介社長)と共同で東レの発作性心房細動治療を目的としたカテーテルの手技を高精細バーチャル・リアリティ(VR)化した、アプレーションシステム「HotBalloon」の手技体験VRを開発したと発表した。

 HotBalloonの手技をVR化することで、それを見る受講者が実際の手技を医師の真横で見ているような臨場感で、いつでも・どこでも・何度でも繰り返し体験学習することが可能となった。遠隔操作によってフレキシブルな学習機会を創出し、受講者の理解度と学習速度の向上に寄与する。今年3月から、「アプレーション向け循環器用カテーテル」として医師・医療従事者に向けてサービス提供を開始する。