2021年03月23日
帝人フロンティア、骨粗鬆症治療剤の製造承認取得
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:帝人ファーマ

帝人ファーマは23日、「オスタバロ皮下注カートリッジ 」(一般名:アバロパラチド酢酸塩)について、骨折の危険性の高い骨粗鬆症を効能・効果として、同日厚生労働省の製造販売承認を取得した。

同剤は、新医薬品の処方に対応する製剤をなお開発中のため、上市時期は未定としている。

現在、日本国内の骨粗鬆症患者数は約1,300万人と推定されている。骨粗鬆症で骨折が発生した場合、ADL(日常生活動作)やQOLの低下、生命予後の悪化につながる。

同剤は、骨折の危険性の高い骨粗鬆症患者を対象とした国内および海外の臨床試験で有効性と安全性が確認されたことから2020年5月に製造販売承認を申請していた。