2021年03月31日
2月の鉱工業指数「生産は持ち直し」据え置き
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が31日発表した2月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は、生産が2カ月ぶり前月比2.1%低下の95.7、出荷同1.5%低下の94.4だった。。

製造工業予測調査によると、3月の生産は前月比.1.9%の低下、4月は9.3%の上昇だった。
基調判断は「総じてみれば、生産は持ち直している」を据え置いた。

業種別にみると、生産が上昇した業種は、全15業種のうち「生産用機械工業」「輸送機械工業(除、自動車)」「電子部品・デバイス工業」の3業種で、自動車、化学、電気・情報通信など11業種は低下した業種、プラスチック製品工業は横ばいの業種だった。

化学工業(除、医薬品)の2月指数は、生産が前月比▲2.7%の95.9、出荷▲0.5%の97.0、在庫は▲2.7%の106.6だった。生産は3カ月ぶりのマイナス、出荷は2カ月ぶりのマイナスだった。