2021年04月05日
「化学オリンピック日本大会」代表の4人決る
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【関連企業・団体】:「夢・化学-21」委員会

「夢・化学 21」委員会と日本化学会では5日、「第 53回 国際化学オリンピック 日本大会 」に出場する日本代表生徒4名を発表した。

世界大会は7月25日~ 8月2日の9日間にわたり、「日本大会」として東京でオンライン開催する。今年の化学オリンピックは、当初は大阪市に世界各国の代表を集めて開催する予定だったが、新型コロナ感染拡大の影響により、開催方法を大幅変更し、オンラインによる東京での開催となった。同大会のオンライン開催は、昨年のトルコ大会に続いて2大会連続となる。参加国等は未定だが、前回大会には76カ国(304名)がエントリーしている。

【代表生徒氏名】
 ▽一瀬陽日 (イッセ ハルヒ ) 東京都立小石川中等教育学校 5年( 東京都)
 ▽小池佑弥 (コイケ ユウヤ ) 名古屋市立向陽高等学校 3年 (愛知県)
 ▽竹本隆弘 (タケモト タカヒロ ) 洛南高等学校 3年 (京都府)
 ▽西浦洸平 (ニシウラ コウヘイ ) 京都府立園部高等学校 3年 (京都府)
 
 代表を選ぶ試験は、20年10月の化学グランプリ一次選考の後、11月にグランプリ二次選考を行い、勝ち残った27名を代表候補とした。今年2月7日に第一次選抜試験を行い、さらに15人に絞り込み。3月21日の第二次選抜試験で15人の中から代表4人が決まった。

代表の4名は今後7月まで強化訓練を受け、7月25日開幕の「第 53回 国際化学オリンピック 日本大会 」に臨む。