2021年04月15日
協和キリン、濾胞性リンパ腫 第2相試験完了
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和キリン

協和キリンは14日、米・MEI Pharma社(本社:米国サンディエゴ)が、zandelisib(一般名:ME-401)の第2相国際共同試験であるTIDAL試験で濾胞性リンパ腫の主要評価項目の解析対象の症例登録が完了したと発表した。

トップラインの試験結果は、予定通り本年第4四半期に報告できる見通し。本試験が成功した場合、その結果は米国食品医薬品局(FDA)の迅速承認手続きの主要な根拠資料となる。

MEIはFDAとの協議を経て、TIDAL試験における濾胞性リンパ腫および辺縁帯リンパ腫の患者への効果を評価するための症例数を確定した。濾胞性リンパ腫の主要評価項目では91例、辺縁帯リンパ腫については64例とした。また、安全性では信頼性の高いデータを得るため、登録症例数は当初の予定通り、濾胞性リンパ腫120例、辺縁帯リンパ腫64例のままとしている。