2021年04月15日 |
富士フィルム 新中計、3年間に1.2兆円投資 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムホールディングスは15日、2023年度を最終年度とする3カ年中計「VISION 2023」を発表した。3年間で総額1.2兆円を投資し、ヘルスケア・高機能材料を中心に事業成長を加速させ「SVP2030」で掲げる2030年度目標の売上高3兆5000億円以上、自社製品のライフサイクル全体でのCO2排出量45%削減(13年度比)をめざす。 ■「VISION 2023」の骨子 (1)事業ポートフォリオマネジメントの強化 事業セグメントを「ヘルスケア」「マテリアルズ」「ビジネスイノベーション」「イメージング」の4つに再編し、セグメント内の各事業を「新規/将来性」「重点」「収益基盤」のステージに位置付け、各事業部のフェーズに応じた戦略施策を実施する。 (2)キャッシュフローマネジメントの強化 (3)さらなる成長に向けた新規市場参入 (4)M&Aにより強化した事業の統合効果の創出 ■セグメント別事業構成と23年度の目標 ▽ヘルスケア (構成事業)メディカルシステム、バイオCDMO、ライフサイエンス(再生医療、培地・試薬等の創薬支援を含む)、医薬品、コンシューマーヘルスケア(化粧品・サプリメント) ・2023年度目標: 売上高8,600 億円、営業利益1,030 億円、営業利益率12.0% ▽マテリアルズ (構成事業)電子材料、ディスプレイ材料、ファインケミカル、産業機材、記録メディア、グラフィックコミュニケーション、インクジェット ・2023年度目標 :売上高7,200 億円、営業利益950 億円、営業利益率13.2% ▽ビジネスイノベーション (構成事業)オフィスソリューション、ビジネスソリューション ・2023年度目標 :売上高8,200 億円、営業利益820 億円、営業利益率10.0% ▽イメージング (構成事業)イメージングソリューション ・2023年度目標 :売上高3,000 億円、営業利益250 億円、営業利益率8.3% <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1618474557.pdf |