2021年04月16日
大ガス・伊藤忠など 日向市にバイオマス発電
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:伊藤忠商事

大阪ガスは15日、伊藤忠商事、東京センチュリー、東京エネシスと4社共同で、宮崎県日向市(細島工業団地)に発電容量5万kWのバイオマス発電所を建設し、地域との共生による事業運営を目指すと発表した。

発電所の建設・運営は、大阪ガスと青山ソーラー(伊藤忠子会社)が35%、東京センチュリー25%、東京エネシスが5%出資して設立する「日向バイオマス発電」(大阪市中央区)が行う。2024年11月の運転開始を目指す。

燃料の一部として伊藤忠商事が木質ペレット、大阪ガス子会社のグリーンパワーフュエル(GPF)が地元産出の木質チップを供給する。東京エネシスはエンジニアリングと運転を担う。

また発電する電力は、自然災害などの発生時には近隣エリアの送電線に供給することで地域のレジリエンス向上に貢献する。