2021年04月21日
三井化学、韓国合弁のMDI工場 20万トン増強
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学は21日、韓国のウレタン原料会社、錦湖三井化学(本社:韓国ソウル特別市、朴 贊求社長)がMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)の生産設備増強を決めたと発表した。

同社麗水工場(全羅南道)に約400億円を投じて、新たに年産20万トン設備を建設し、既存設備と合わせて同61万トン体制に拡大する。今年4月に着工し、23年9月に完工、24年1月から営業運転開始の予定。

MDIは、自動車部品や家具、住宅材、冷蔵庫の断熱材フォーム、繊維など、多くの分野で使用されるポリウレタンの主原料となる。地球温暖化対策へ流れもあり需要は堅調で、世界的にも今後年率6%程度の成長が見込まれている。

錦湖三井化学は今回、生産工程で発生する副生物を原材料として再利用するリサイクル設備を導入する。
原材料の自給率向上だけでなく、工場からの排水量やサプライチェーン全体での温室効果ガス(GHG)排出量の削減を図っていく方針だ。