2021年05月18日
生命科学インステ「Muse細胞製品」臨試結果
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:生命科学インスティテュート

生命科学インスティテュート(LSII=本社 東京都千代田区、木曽誠一社長)は18日、パシフィコ横浜で13日~16日に開催された第41回日本脳神経外科コングレス総会に、同社が脳梗塞患者を対象として開発中の、Muse細胞製品「CL2020」の臨床試験結果が公開されたと発表した。

臨床試験は2018年9月から東北大学脳神経外科(新妻邦泰教授)で実施。20年4月の中間結果を経て今回、CL2020投与後52週までの臨床試験結果(速報)が発表された。

同試験では、標準的な急性期治療を行った後でも身体機能障害を有する脳梗塞発症後14日から28日以内の患者を対象に、CL2020を静脈内に点滴単回投与した際の安全性及び有効性について、プラセボ対照二重盲検比較試験を実施した。

■その結果、主要評価項目であるCL2020投与後52週までの安全性について、臨床試験を進めるうえで問題となる重要な副作用は臨床試験期間を通して認められず、良好な忍容性が確認できた。
副次的評価項目については、以下の結果が得られた。(詳細はニュースリリースにあります)


ニュースリリース参照

脳梗塞患者を対象とした Muse 細胞製品「CL2020」の臨床試験結果に関する発表について
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1621313025.pdf