2021年05月26日
JST「計測誤差があっても安全に動く」手法開発
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:科学技術振興機構

科学技術振興機構(JST)は26日、 国立情報学研究所(NII)の研究チームと共同で、制御システムのセンサーに計測誤差があっても、安全に動くように制御ソフトウェアのモデルを自動で変換する手法を開発したと発表した。
「誤差はないものとする」との理想上の設計を実現可能にしたとしている。

この手法を使うと、ソフトウェアのモデルを自動変換するとともに、出力された制御ソフトウェアが耐えられる誤差の限界を示す数式を得ることができる。

同手法は、自動運転をはじめさまざまな制御システムに活用できることから、今後、ドローンや自動運転などの制御システムへの応用が期待できる。

同研究成果は、第13回NASA フォーマルメソッド・シンポジウムで5月26日にオンライン発表される。


ニュースリリース参照
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20210526-3/pdf/20210526-3.pdf