2021年05月31日
三菱ケミとフタムラ化学の新素材 資生堂採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:フタムラ化学

三菱ケミカルとフタムラ化学(本社:名古屋市、長江泰雄社長)は31日、資生堂がこのほど発売した、スティック状日焼け止め「クリア サンケア スティック」の外袋に、三菱ケミカルの生分解性樹脂「BioPBS」およびフタムラ化学のセルロースフィルム「AZ-1」が採用されたと発表した。

資生堂は「クリア サンケア スティック」をスティック状日焼け止めとして世界88カ国・地域で展開しており、外袋に初めて生分解性フィルムを使用した。植物由来かつ自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解され、世界的にも廃プラ素材として関心を集めている。

環境配慮に優れた機能のほか、BioPBSは高いシール性、加工性、柔軟性、AZ-1 はコシと印刷適性がそれぞれ評価されて今回の採用となった。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1622429098.pdf