2021年06月15日

エーザイ「抗てんかん剤」欧州・中東地域権利譲渡

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：エーザイ

エーザイは15日、抗てんかん剤「Zonegran」（一般名：ゾニサミド）の欧州、中東、ロシア、オーストラリアにおける権利をAdvanz Pharma社（本社：ロンドン）に譲渡する契約を締結したと発表した。 　同剤は、大日本製薬（現、大日本住友製薬）が創製した抗てんかん剤で、エーザイは、欧州、中東、ロシア、オーストラリア、カナダ、メキシコ、アジア地域における独占的なライセンス権を保有している。 　 　エーザイは今回契約に基づき同剤の欧州、中東、ロシア、豪州における権利をAdvanz Pharma社に譲渡する。 　エーザイのロシア子会社およびオーストラリア子会社は、それぞれ一定期間、販売代理店としての役割を継続する。英国子会社は該当地域用に供給を継続する。 　カナダ、メキシコ、アジア地域における同剤の権利は引き続きエーザイが保有し、アジア地域の発売国での販売を継続する。 　 　 　ニュースリリース参照 　https://www.eisai.co.jp/news/2021/pdf/news202145pdf.pdf