2021年06月25日
三井化学、プラ循環利用でアールプラスに出資
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は25日、使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組むアールプラスジャパン(本社:東京都港区、横井恒彦社長)に資本参加したと発表した。

アールプラスジャパンは2020年6月、サントリー、岩谷産業など主要企業12社の共同出資によって設立。三井化学は今後、参加各社と連携してPET樹脂等のリサイクル戦略を推進する。

 同社は、気候変動とプラスチック問題を一体として取り組むべき重要課題としており、プラスチックを巡る課題に対しては、バリューチェーン全体を視野に入れた「リサイクル戦略」と「バイオマス戦略」に注力する。

 アールプラスジャパンは、米国のバイオ化学ベンチャー企業であるアネロテック社( Anellotech )とともに、環境負荷の少ない効率的な使用済みプラスチックの再資源化技術開発を進めている。回収プラスチックの選別処理、モノマー製造、ポリマー製造、包装容器製造、商社、飲料・食品メーカーなど業界を超えた連携によって、2027年の実用化を目指す。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1624594247.pdf