2021年06月30日
出光、さいたま市と「ゼロカーボンシティ」共創
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

 出光興産は、さいたま市とゼロカーボンシティ(2050年二酸化炭素排出実質ゼロ)実現に向けた再生可能エネルギー等の利活用推進に関する連携協定を29日に締結した。

 同社とさいたま市が環境・エネルギーの分野で相互に連携・協働し、同市内の再生可能エネルギーの利活用を推進する取り組み。市内の各家庭で発電した卒FIT電力(太陽光発電による余剰電力)の買い取りや太陽光発電システムのメンテナンスなどのサービス展開を計画する。
 
 また、市内の卒FIT電力や市内で発電した再生可能エネルギーを、同市の施設や出光興産が展開するサービスステーション(SS)で利用するなど、エネルギーの地産地消を推進する。あわせて、同社子会社のソーラーフロンティアとNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が共同研究中の、太陽光パネルリサイクル技術の適用についても検討し、循環型社会の実現を目指すことで一致した。