2021年07月02日
丸紅など、浪江町と水素利活用/脱炭素化で連携協力
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:丸紅

 丸紅は2日、日立製作所、パナソニック、みやぎ生協の4者が福島県浪江町(吉田数博 町長)との間で、水素を含めた復興まちづくり構想及びRE100等に向けた取り組みで、連携協力する協定書を締結したと発表した。

 同協定は、丸紅とみやぎ生協が同町で行った「水素サプライチェーンの構築に係るFS調査」(環境省委託)を契機として、復興まちづくり構想及びRE100産業団地建設への貢献や地域産業活性化、デジタルトランスフォーメーション(DX)化など、同町の総合的な復旧・復興を推進することを目指している。

 RE100とは、「Renewable Energy 100%」 事業活動で消費する電力を再生可能エネルギーを用いて発電した電力で賄うことを目標とするイニシアチブのこと。連携協力によって、以下の取り組みを行う。

<協力協定の骨子>
(1)水素利活用等による脱炭素・エネルギー事業推進によるまちづくり、RE100に向けた取り組み
(2)地域産業活性化
(3)役場庁内総合行政システムのDX化支援