2021年07月06日
富士フィルム、AI・IOT活用へ「DXビジョン」策定
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

 富士フイルムホールディングスは6日、後藤禎一 新社長体制の下同で、 DX人材の育成や人材配置の最適化など、DX人材が活躍できる環境づくりを推進する「人材 DX 」をさらに強化すると発表した。また、経営データをワールドワイドで一元管理できるシステムを刷新し、意思決定を迅速化 して業務効率を高める「業務 DX 」や、ロボティクス ・ AI 技術 を幅広い事業の製品・サービスに応用 して 顧客のDX加速を支援する「製品 DX 」にも取り組む方針だ。

 富士フイルムグループは2014年、社内に「ICT 戦略推進プロジェクト」を立ちあげ、AI・ IoTを活用した企業変革を目ざして、積極的にDXの実現に取り組んできた。 2017年には、チーフ・デジタル・オフィサーが、生産、営業などすべて部門のデジタル・オフィサーを統括する「デジタル変革委員会」を設けた。またデジタル化によって変革すべき課題(デジタル変革課題)を最新の ICTを活用して解決すること を目指すなど、全社横断的にDX を推進してきた。今後は DX 推進の基盤となる情報セキュリティなどをさらに強化して行く考えだ。
 
 
富士フイルムホールディングス 「DXビジョン」を策定
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1625544462.pdf

FUJIFILM Holdings adopts a “DX Vision”
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1625544462.pdf