2021年07月15日
三菱ケミ、高い成形加工性のセラミック材開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

 三菱ケミカルは15日、 軽量性と剛性、成形加工性などを兼ね備えた、 セラミックマトリックスコンポジット( CMC: Ceramic Matrix Composite )材料を開発したと発表した。

 環境負荷低減に軽量化が求められるモビリティ用途や、軽量化・工程効率化への対応を求められる産業機械用途などでは、これらの条件を満たす炭素繊維関連部材の販売が順調だ。一方、耐熱性が必要となる部材では、加工性やコスト面での課題からまだ十分に普及しているとはいえず、比較的高価なセラミックス材が使用されている状況にある。

 炭素繊維と金属材料を組み合わせた同社の CMC 材料は、高剛性、高耐熱性、高熱伝導性、軽量性、 耐摩耗性、低発塵性といった特長を有し、モビリティのブレーキ材料や産業機械部品として使用されてきた。

 今回の開発品は、これら CMC 材料の特長を有したまま、高い成形加工性と低コスト化を実現した。 既に複数の顧客へのサンプルワークを進めており、今後は従来のものに加え、ブレーキ材料、耐熱部材など新たな用途の開拓を目指す。

<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1626336605.pdf