2021年07月20日
丸紅など、豪州アンモニア供給網 共同調査で合意
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:丸紅

 (独法)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、丸紅、北陸電力、関西電力およびWoodside Energy 社は20日、豪州から日本へのクリーン燃料アンモニアサプライチェーン構築に関する事業化調査を共同で実施することに合意し、共同研究契約を締結したと発表した。

 アンモニアは、燃焼時にCO2を排出しないため、大量のエネルギーが必要となる火力発電所や船舶用エンジン等の次世代ゼロエミッション燃料として有力視されている。製造・貯蔵・輸送に係わる技術も既に確立されていることから、比較的早期の社会実装が期待されている。

 また、2020年12月26日に策定されたグリーン成長戦略では、燃料アンモニア分野が2050年カーボンニュートラル実現のための重要分野の1つとして位置付けられている。

 豪州とは、今年6月13日の日豪首脳会談で「技術を通じた脱炭素化に関する日豪パートナーシップ」が発表され、また7月15日の日豪経済閣僚対話での共同声明において、クリーン燃料アンモニアに関する取組を日豪間で協力して進めることが言及された。

 同プロジェクトでは、天然ガス由来のアンモニア製造の過程で排出されるCO2排出削減対策を組み合わせたクリーン燃料アンモニアについて、豪州での生産、日本への海上輸送、発電用・船舶用燃料用途としての利活用など、サプライチェーン全体の事業化調査を実施する。