2021年07月28日
協和キリン、米リアタから低分子化合物 導入申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和キリン

 協和キリンは28日、米・リアタ ファーマシューティカルズ(テキサス州)から導入した低分子化合物バルドキソロンメチル(開発番号:RTA 402)について、27日にアルポート症候群を対象とした製造販売承認申請を厚生労働省に行ったと発表した。

 アルポート症候群とは、難聴や視力障害を伴う遺伝性腎炎のこと。糸球体基底膜(GBM)にあるⅣ型コラーゲンの遺伝子変異が原因で起こるとされている。

 バルドキソロンメチルは、今年5月に「アルポート症候群における腎機能の改善」を予定される効能・効果として同省から希少疾病用医薬品の指定を受けている。