2021年09月01日

ENEOSと板硝子、窓用太陽光発電パネル実証開始

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：ENEOS

ENEOSホールディングスと日本板硝子の両社は1日、ENEOSが出資して、板硝子が共同開発実施中の、米国ユビキタスエナジー社(Ubiquitous Energy＝UE社)開発の、透明な太陽光発電パネルを建物の窓として使用する実証実験を国内で初めて実施開始したと発表した。 　同パネルは、紫外線と赤外線をエネルギー源とする高効率の発電が可能。一般的な窓と同程度の透明度を有し、遮熱性や断熱性に優れているため、高いエネルギー効率を実現できる。また、高層ビル等に使用した場合は、より小さい敷地面積で多くの電力を生み出すことができる。 　実証検証は、日本国内の日照、気候条件下で行い、パネルの省エネ性能や発電性能を確認する。NSGの千葉事業所内に設置した施設で20219月1日～22年8月31日の一年間にわたり定量的な評価を行う。 　なお、同パネルの性能の有効性が確認された後は、ビル等への展開および将来の電力供給を視野にいれた太陽光発電システムへの接続等の実証を検討していくことにしている。 ニュースリリース参照 https://www.hd.eneos.co.jp/newsrelease/20210901_01_01_2011378.pdf