2021年09月21日
伊藤忠、海洋プラで食品「回収BOX」全国展開
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:伊藤忠商事

 伊藤忠商事は21日、海洋プラスチックごみを原材料に使用した食品の「回収 BOX」を開発し、コンビニ店と協働して全国500地域に設置、活動に生かすと発表した。コンビニ大手のファミリーマートおよびプラ加工専業のテラサイクルジャパン(本社:横浜市)両社と協働する。
 
 原材料には一部、長崎県対馬市に漂着した海洋プラを使用した。回収BOXは10月初旬から全国500店舗以上で順次導入していく計画だ。

 回収BOXの大きさ(外寸)は 530×366×325 mmで、容量は50リットル。3社による海洋プラごみ製品の導入は、2021年2月の買い物かごに続き2例目となる。3社は引き続き海洋プラ問題の活動に取り組んでいく方針だ。

 なお「ファミマフードドライブ」とは、家庭で余った食品をファミリーマート店舗で回収し、地域の自治体やNPOなどを通じて、支援が必要な人に提供する取り組みで、今年9月21日現在、全国31都道県529店舗で実施しており今後も全国で拡大予定だ。