2021年10月05日
クラレ、「農業・畜産オンライン展示会 2021」開催
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:クラレ

 クラレは5日から、グループ企業の農業・畜産関連商品をWEB紹介する「農業・畜産オンライン展示会 2021」の開催をはじめた。「化学で育む農業の未来」をテーマに、クラレグループの 8事業部門 12製品・開発品を紹介する。無料。開催期間は10月5日~11月26日。

 来場者がアクセスしやすいよう、 土づくりや種苗などの「プロセス」と、農業・畜産分野でも関心の高い「サステナビリティ」の2つの観点から検索できる。 それぞれの製品には、担当者の説明や動画によって製品の質感や特長、使用イメージまで伝わるように工夫した。
 
 昨年に続き2回目の開催で、来場者 5千人超を見込んでいる。「オンライン展示会による商談機会の創出につなげたい」と同社では言っている。

■ポイント
 初出展の開発品「水溶性面ファスナー」は、常温の水で溶解する特性を持つ、 ユニークな面ファスナー。結束
バンド に使用 した場合、 回収や廃棄の手間を省くことができ、農作業の負荷を低減できる。
 昨年の展示会で反響が大きかった、殺虫剤を使わず 粘着剤でハダニを捕獲する「プルトラップ」、ビニールハウス用遮光・遮熱カーテン「クロスライン 」なども出展する。

 展示会コンテンツの 中に「 持続的な食生産への貢献」を追求する、アグリノーム研究所 (東京都墨田区、宮内陽介代表)による特別 コラム「化学を組み込んだ農業の現在と未来とは 」を掲載。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1633402166.pdf