2021年10月06日
ノーベル賞の真鍋氏は「ブループラネット賞」受賞者
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 化学業界は、米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎氏のノーベル物理学賞受賞を祝福する声であふれているが、AGCは6日、特に「真鍋博士の受賞を心からお祝い申し上げます」とするメッセージを発表した。
 
 真鍋博士は1992年に旭硝子財団が創設した地球環境国際賞「ブルーブラネット賞」の第1回受賞者で、AGCとは深い縁がある。祝辞は今回、AGC取締役会長、(公財)旭硝子財団理事長・島村琢哉氏から述べられた。

 AGC(当時は旭硝子)は、地球環境の修復を願い、地球サミットが開催された1992年に、地球環境問題の解決に向けて科学技術の面で著しい貢献をした個人または組織に対して、その業績を称える地球環境国際賞として「ブループラネット賞」を創設した。

■6日発表のAGCの祝辞(全文)

 「真鍋博士は、1950年代から一貫して、地球温暖化防止のための気候モデルに関する分野の研究で指導的役割を果たしてこられました。1992年に旭硝子財団が創設した地球環境国際賞「ブルーブラネット賞」の第1回受賞者であられる真鍋博士が今回受賞されたことを、とても嬉しく、また誇りに思います。真鍋博士のこれからのご活躍を心底よりお祈り申し上げます」。 AGC取締役会長 (公財)旭硝子財団理事長 島村琢哉


<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1633507191.pdf