2022年01月19日
東レ、中国・佛山子会社 水処理膜製品 初出荷
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東レ

 東レは18日、中国に2019年に設立した水処理膜製品の製造会社「東麗膜科技(佛山)有限公司」(本社:中国・
佛山市、関隆志社長:TMFC)が生産を開始し、1月17日に逆浸透(RO)膜の初出荷式を開催したと発表した。
 初出荷式には、佛山市南海区経済促進局の局長ら要人のほか水処理業界の顧客や東レグループ関係者ら合わせて 68 名が出席した。

 このところ中国では水処理膜の需要が海水淡水化、工場排水処理、超純水製造等の各分野で急拡大している。 東レは中国に、RO 膜製品の製造と水処理膜製品の販売会社「藍星東麗膜科技(北京)有限公司」(本社:中国・北京市:TBMC)のほか、MBR 製品の製造会社「万邦達東麗膜科技(江蘇)有限公司」(本社:中国・塩城市:TWMT)を有し、多様な水処理膜を供給することで同国の水環境改善、水不足問題の解決に貢献してきた。
 今回の TMFC 立ち上げにより、中国での水処理事業の拡大をさらに加速させていく方針だ。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1642495139.pdf