2022年02月25日
三菱ケミのバイオ樹脂、パイロットのボールペンに
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

 三菱ケミカルのバイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」が、パイロットコーポレーション(本社:東京都中央区、伊藤 秀 社長)のボールペン「アクロボール T シリーズ バイオマスプラスチック」「フリクションボールノック 05 バイオマスプラスチック」の本体部品(後軸)に採用され、 2月 3日から売り出された。

 DURABIOは、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を用いて作られるバイオエンプラで、耐久性に優れるほか、着色時の発色性や加工性に優れるなどから、さまざまな意匠部品への適用できるが、ボールペンのような文房具向けは初めて。

 植物由来の原料から作られるバイオマスプラスチックは、枯渇資源である石油の消費量を削減でき、さらに、原料となる植物が成長過程で二酸化炭素を吸収するため、地球温暖化の原因とされている温室効果ガスの低減にに貢献できる。

( 参考 )
◇ パイロット社の特設サイト https://www.pilot.co.jp/novelty_products/biomass_pen/

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1645755751.pdf