2022年03月31日
横浜ゴム「生物多様性パネル討論」オンライン開催
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:横浜ゴム

横浜ゴムは31日、第8回「生物多様性パネルディスカッション」を18日にオンラインで開催し、活発な意見交換が行われたと発表した。パネリストに(公財)日本自然保護協会保護部の大野正人氏、司会役に江戸川大学講師の北澤哲弥氏を招き、「流域で守る生物多様性保全」をテーマに意見交換した。

横浜ゴムは、09年から平塚製造所(神奈川県)の地域住民と環境について考えるイベント「Think Ecoひらつか」を開催しており、「生物多様性パネルディスカッション」はその一環。新型コロナの影響で20年からはオンライン開催となっている。今回は同社三重工場を中心に水源地から工場排水の流下先の海岸までの生物多様性保全への取り組みや、工場流域での活動を紹介し、生物多様性を守る意味について議論した。

横浜ゴムグループは、2021~23年度中計(Yokohama Transformation 2023 )で「未来への思いやり」をスローガンに掲げ、環境課題では「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「自然との共生」の3つを柱として、それぞれ達成に向けたロードマップを設定している。「自然との共生」では、持続可能な天然ゴム調達の取り組みや、国内外工場での従業員による全員参加型の生物多様性保全活動を推進している。

ニュースリリース
ttps://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1648702357.pdf