2022年04月01日
三菱ガス化学、網走バイオマス発電所2・3号機に参画
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ガス化学

 三菱ガス化学は1日、北海道網走市の能取工業団地内に建設される網走バイオマス発電所 2号機および 3号機の開発プロジェクトに参画し、持分33.4%の取得が決ったと発表した。

 バイオマス資源を燃料とした、カーボンニュートラルな発電所を建設する。出力規模はそれぞれ9,900KWで、2号機は今年8月、3号機は同12月に営業運転開始の予定。

 三菱ガス化学はこれまでも天然ガス探鉱技術を活かして、再生可能エネルギーである地熱発電事業を展開してきた。 CO2 排出量の少ない LNG火力発電事業である福島天然ガス発電所へも参画し、脱炭素事業領域への進出を推進してきた。
 
 本プロジェクトは、再造林などが営まれている日本国内の森林資源を利活用する持続可能性という観点にたち、燃料として間伐材、製材端材および林地残材を使用することで国の方針である林業・木材産業の活性化と森林整備の促進につながるため、同社の現行中計「Grow UP 2023」で掲げた「社会的価値と経済的価値の両立」に沿うものとなっている。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1648780367.pdf