2022年04月12日
住友ゴム、ゴム材料解析時間を100分の1以下に短縮
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:住友ゴム

 住友ゴム工業は12日、トヨタ自動車が実証中のクラウド材料解析プラットフォームサービス「WAVEBASE (ウエイブベイス)」を活用して、ゴム材料開発に重要な先端研究施設から得られるデータの解析プロセスを効率化した結果、解析時間を100分の1以下に短縮することに成功したと発表した。
 「WAVEBASE」の活用にあたっては、同社のゴムの材料解析に関する知見をトヨタ自動車と共有し、ゴムの材料解析に最適なプラットフォームをカスタマイズ化した。

 同社はこのサービスの継続利用し、AIやビッグデータをより効果的に活用することで、創造的で生産性の高い研究開発環境を整え、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献する安全・高性能なタイヤの開発につなげていく方針だ。