2022年04月14日
上野グループHD、新中計「圧倒的競争力」めざす
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:上野グループホールディングス

上野グループホールディングス(本社:横浜市、上野 元社長 COO)は14日、グループの今後のあるべき姿を示す「2022-2030 年度 中期経営計画」を策定したと発表した。

<新 上野グループビジョン>
 新しいビジョンとして、“「エネルギー」の次へ、「運ぶ」の先へ、環境の未来へ、先んじて挑み、社会を支えるエネルギーであり続ける”を定めた。

<2022ー2030年度 上野グループ中期経営計画の骨子>
 2030年までの中期経営計画で「石油事業」「ケミカル事業」「新規事業」の3事業分野を軸に持続的な成長を目指す。24年度までの3年間を第1次中期経営計画とし、基盤づくりに注力する。「先進的な取り組みを進め、圧倒的な競争力でビジネスポートフォリオの拡充を加速させる」を基本方針に、連結売上高 1,000 億円超をめざす。

■事業方針
(1)石油事業分野
 効率化、先進的な取り組みを進め、安定的な利益を確保する。カーボンニュートラルが進展する環境下であっても、重要な社会インフラである既存の石油、新エネルギーの物流を支える使命・責任は不変。AI、先進船舶等の先進技術の早期開発により、石油関連事業分野での新たな商機獲得へ向けた動きを加速させる。
(2)ケミカル事業分野
 販売事業を基点に、一貫物流を実現し利益を飛躍的に拡大させる。グループシナジーを最大化する。
(3)新規事業分野
 カーボンニュートラルへの社会変化に対応し、新たな事業分野の開発、早期事業化の実現を目指す。グループ各社の情報一元化を徹底し、新たなビジネス開発に取り組む。また技術開発は自社リソースに限定せず、パートナー戦略を通じて投資リスクを分散し進める。将来の社会生活に欠かせない分野の事業開発、進出を実現する。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1649925405.pdf