2022年04月22日
住友ファーマ、米国に細胞製品製造施設 建設
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:住友製薬

 住友ファーマは22日、米国に cGMP準拠の細胞製品製造施設(CPC)を建設することを決めたと発表した。
 連結子会社のエンジバント・セラピューティクス社が 2021年10月に米国食品医薬品局(FDA)から承認取得した他家培養胸腺組織「RETHYMIC(リサイミック)」を製造する。

 エンジバント社は、米国のダーラム(ノース・カロナイア州)近郊の Research Triangle Park で、今年夏に同 CPC(延床面積:3,385 ⅿ2)着工の予定。2023年度完成予定であり、総投資額は約34 百万米ドルの見込み。

 住友ファーマは、総合研究所(大阪府吹田市)内に再生・細胞医薬製造プラント(SMaRT)を保有しており、今回建設する工場は今後、米国での再生・細胞医薬事業の拠点として活用していく方針だ。


<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1650611100.pdf